アパートに住んでいれば、蟻を見ることがあるかもしれません。
外で蟻を見かけてもなんとも思いませんが、家の中に蟻がいた場合はそうはいきません。
今回は、アパートの室内で蟻が発生した場合の駆除方法や、発生する理由についてご紹介していきます。
アパートで蟻が発生する理由とは
1階は地面から近いので蟻がどこから侵入してきても不思議ではありませんが、2階以上にも侵入してきます。
蟻はさまざまな種類がありますが、基本的に甘いにおいに集まる習性があるため、お菓子や果物を仕舞わずにいると侵入されるかもしれません。
また蟻は、甘い果物やお菓子以外にも小さな虫の死骸も餌とするために巣に持って帰ります。
主な侵入経路は、壁の中や押し入れにある小さな隙間です。
また外の雨樋を上って、サッシや玄関の隙間から侵入する場合もあります。
アパートに蟻が大量発生した場合の対処方法
先述したように、蟻は小さな隙間から壁の中をとおり侵入してくるため、気づくのは難しいかもしれません。
壁の中で蟻が大量発生して一気に室内へ侵入する可能性もあります。
もし室内で大量発生してしまったら、まずは「どのくらい発生しているか」「どこから室内へ侵入したか」「原因は何か」を写真におさめましょう。
そして、その写真とともにをアパートの大家さんや管理会社へ連絡しましょう。
必ずしも大家さんや管理会社が駆除してくれるとは限りませんが、対応してくれる可能性もあります。
自分で駆除する前に一度大家さんや管理会社へ相談すると良いでしょう。
侵入経路が建物の歪みによる隙間や、床と壁の間の隙間による侵入の場合は、大家さん側に責任があると考えられます。
しかし自分で放置した食べ物が理由で、サッシの隙間などから侵入した場合は入居者側の責任となり、自分で駆除が必要になる場合もあります。
アパートに蟻が発生した場合の駆除方法
大家さんや管理会社が対応してくれない場合は、自分で駆除するしかありません。
以下の方法で駆除できるでしょう。
殺虫剤を撒く
蟻の発生元を辿って侵入経路に殺虫剤を撒きましょう。
蟻はフェロモンを分泌して、巣と餌の道を仲間に知らせます。
この巣と餌の道を殺虫剤で分断してしまえば、侵入を防ぐことができるかもしれません。
毒餌を設置する
侵入ルートを分断しても、蟻の巣が近くにある場合はまた侵入してくる可能性があります。
毒餌を設置すれば、蟻は毒餌を巣に持ち帰り、巣の中の蟻も駆除できるかもしれません。
侵入経路を消毒する
アルコール除菌を含んだ布やウエットティッシュなどで侵入経路を消毒しましょう。
蟻が分泌するフェロモンを完全に消して、侵入経路を無かったことにできます。
まとめ
蟻はあまり害のある虫ではありませんが、室内へ侵入してきた際はとても厄介です。
室内への侵入を防ぐためにも、甘いにおいのする物を出しっ放しにしないようにしましょう。
また、蟻が発生したら大家さんや管理会社へ連絡してから対策を講じましょう。
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