賃貸物件のお部屋探しでは、1階を避けて2階以上を希望される方が多いです。
しかし1階の部屋には、家賃が安いなどのメリットも存在しており、ニーズに合致していればおすすめの選択肢です。
今回は賃貸物件への入居、または転居をお考えの方に向けて、賃貸物件の1階にある特徴や注意点をご紹介します。
賃貸物件の1階は家賃が安い?その特徴とは
賃貸物件の1階は、家賃が安く設定されているというメリットがあります。
2階以上の部屋と比較して、家賃が数千円安く設定されていることも多いので、毎月の固定費が抑えられます。
予算オーバーの物件でも、1階であれば予算内に収まるケースもあるでしょう。
階数さえ妥協すれば、立地や設備が充実した賃貸物件を選ぶことができるかもしれません。
賃貸物件の1階に住むときに気をつけたい防犯面での注意点
賃貸物件の1階を検討するときに気になるのは、やはり防犯面ですよね。
1階の部屋は、外から侵入がしやすいので、空き巣などに狙われるリスクが高いです。
たとえ、オートロックや防犯カメラなどのセキュリティ設備が充実していても、油断はできません。
そのため1階に住む場合は、空き巣などに狙われないように、ご自身でも防犯対策をすることをおすすめします。
施錠の徹底はもちろん、センサーの設置や二重鍵、ガラスに防犯フィルムを貼るなども有効な対策です。
また、賃貸物件周辺の治安もチェックしておくことも大切です。
ベランダに面しているのが人通りの少ない道の場合や、生け垣などがあり死角が多いのであれば、外部から侵入しやすいので注意が必要です。
賃貸物件の1階に住むときに洗濯物はどうすべき?
賃貸物件の1階は、洗濯物を干すときも注意しなければなりません。
とくに、部屋が大きな通りに面しているのであれば、肌着などが見えてしまわないように目隠しが必要です。
洗濯物が人目につくことで、女性の一人暮らしであることが第三者にわかってしまうと、犯罪に巻き込まれるリスクも高くなるでしょう。
洗濯物の目隠しには、すだれやフェンスなどのほかにも、専用の便利なグッズもあります。
折りたたみの物干しを使用すれば、通常より低い位置に洗濯物を干すことができるので、外から見えにくくなります。
交通量の多い道路が近いと、排気ガスで汚れてしまうリスクもあるので、立地によっては部屋干しがおすすめです。