賃貸物件にはすでに温水洗浄便座が設置されているものも数多くあります。
もしついていない場合でも、大家さんや管理会社に確認すれば取り付けることも可能です。
はたして温水洗浄便座はあったほうが良いものなのでしょうか?
そのメリットやデメリットについて解説します。
賃貸で温水洗浄便座があるメリット
温水洗浄便座は洋式便座に取り付けるもので、温水をノズルから出してお尻を洗う機能が付いています。
摩擦せずにデリケートな部分をきれいにできるのは大きなメリットです。
トイレットペーパーの使用量が減るので節約にもなりますし、トイレを詰まらせる心配もありません。
また、手を使って拭くことがないので、ウイルスや菌などから自身を守ることにもつながります。
賃貸で温水洗浄便座があるデメリット
温水洗浄便座は常時電源を入れておく必要があります。
そのため月に200円程度の電気代が必要なのがデメリットです。
水圧を強くしたり、経年劣化が進むことによって水はねや水漏れをすることもあります。
水圧はコントロールできるので、水はねしない程度に抑えておきましょう。
経年劣化はそのままにしておくと漏水により水道代がかかってしまいますし、他の部屋に迷惑が掛かるかもしれません。
入居時にすでについていたのであれば、早急に大家さんか管理会社に連絡して取り換えてもらってください。
また、きれいにできるから、と洗いすぎるとかえって雑菌を繁殖させてしまって体調を悪化させてしまう恐れがあります。
やりすぎないように注意しましょう。
賃貸で温水洗浄便座を掃除するときに気を付けること
温水洗浄便座はノズルを使ってデリケート部分を洗浄するものなので、きちんとお手入れしないと逆効果になってしまいます。
便座や壁、床は一般的なトイレと同様の掃除の仕方で大丈夫です。
トイレに流せるお掃除シートなどを使ってきれいに拭き上げてください。
ノズルは掃除ボタンを押すか引っ張り出してお掃除シートを使って拭きます。
汚れがひどかったら歯ブラシに洗剤を付けて優しくこすり、水でしっかり洗い流してください。
とくにノズルの付け根の部分は汚れが溜まりやすいので注意しましょう。