賃貸物件を探す際、窓が多く日当たりが良い角部屋に住みたいと考える方も少なくないでしょう。
しかし中部屋より家賃が高いことも多いものです。
また、外部の騒音が気になるなど、デメリットがないとは言えません。
そこで今回は、角部屋のメリットやデメリットについて解説します。
賃貸の角部屋の家賃は?中部屋と比較
角部屋の家賃は中部屋より高い傾向にあります。
地域によっても異なりますが、中部屋より1,000円程度が高くなることが多いものです。
角部屋は中部屋と比べると日当たりがよく、風通しも良いです。
窓の数が多くなるため、日差しを取り入れやすく部屋が明るい時間が長くなるのがメリットです。
住人は片方の部屋だけなので、その分生活音などが気にならなかったり、気を遣わずにすんだりするでしょう。
また、賃貸物件の構造によっては、部屋の面積が広かったり、ベランダが2か所についていたりすることもあり、利便性が良いことで人気があります。
中部屋と比べて、収納スペースが多い、玄関から部屋は見えにくい間取りになっているなど、間取りが異なるケースもあります。
メリットも多い角部屋は需要も多く、家賃が少しくらい高めでも契約したいという方が多いので、家賃も上げやすいのです。
賃貸の角部屋は騒音が気になる?
隣に対する生活音は一方だけですむ角の部屋ですが、外の騒音が気になることがあります。
建物の構造上、壁よりも窓の部分は薄くなります。
幹線道路など車の往来が多い場所や、通学路に面している場所は、車の音や人の声などが気になることがあるでしょう。
高層階では風の音などが騒音となることもあります。
物件を決める際には、二重サッシなど防音対策が施してあることを確認しましょう。
または、マンションのある敷地が広く、道路に面していない、植栽などで建物が覆われているなどの物件であれば騒音がそれほど気にならないこともあります。
賃貸の角部屋はカーテンが多く必要
窓が多い分、カーテンが必要になります。
とくに1階では通行人の視線が気になるため、カーテンは必需品となります。
日差しがまぶしいいくらいに入る部屋の立地であれば、カーテンも必要でしょう。
また、壁が一方向だけなので、冷暖房の効果が低くなることがあります。
冬は厚めの素材、夏は薄い素材、という具合に、季節に合わせたものを用意しなければなりません。