フローリングを見て、黒ずみや白いシミがあった場合、その正体は実は単純な汚れではなくカビです。
実はフローリングにもカビは生えます。
予防策をしっかりとればカビは防ぐことができ、しっかり掃除をすれば取り除くこともできます。
掃除のときや生活をしていてフローリングに傷がついた場合の責任ってどうなるのでしょうか。
今回はそんなフローリングに関するいろいろな疑問や心配事についてお話をします。
賃貸物件のフローリングにカビが生えたときの適切な掃除方法とは
賃貸物件に住んでいてフローリングにカビを見つけた場合、退去時に清掃費用を請求されるかもと心配になりますよね。
見つけたまま放置しておくと増える可能性があるため掃除するようにしましょう。
カビはしっかりと掃除すれば取り除くことが可能ですので賃貸物件の場合トラブル回避のためにも掃除し取り除くようにしましょう。
掃除の手順としては、濡れた布でしっかりとカビを拭き取ります。
その後、アルコールや消毒用のエタノールを80%に希釈したものを吹きかけ拭き取ります。
フローリングが色落ちしないか事前にチェックしましょう。
細かな部分に対しては歯ブラシやつまようじを使います。
最後に防カビワックスを塗れば安心ですが、賃貸物件の場合は大家さんの許可が必要です。
フローリングのカビを放置した場合、退去費用に影響はあるのか
フローリングにカビが生えてしまった場合、退去時に費用を支払う必要があるのかは気になるところです。
日常生活をおこなっている中で発生したカビについては経年劣化や通常損耗に該当し退去時の費用に課されることは少ないです。
ただ、飲み物などをこぼしてしまいそれが原因でカビが発生してしまったり、重たいもの置いていていたことやキャスター付きの椅子が原因でフローリングに凹みを作ってしまった場合、フローリングを張り替える必要が生じた場合の費用は退去費用に課される可能性が非常に高いため、注意が必要です。
賃貸物件のフローリングを掃除し傷をつけてしまった
賃貸物件のフローリング掃除でうっかりと色落ちやフローリングが剥がれるといった傷をつけてしまった。
こういった場合、修繕費が退去費用に課されるのかが非常に気になります。
賃貸物件の契約において借主は原状回復義務を負うことになるため、場合によっては費用負担をしなくてはなりません。
原状回復義務は通常の生活で生じる傷については責任が課されないことがほとんどなので、日常生活において発生した傷であれば退去費用に課されることはほとんどありません。
まとめ
賃貸物件のフローリングにカビが生じた場合についていろいろとお話をしました。
カビはしっかりと掃除すれば取り除くことは可能です。
ただ、掃除の際に傷をつけてしまうリスクもあるため注意が必要です。
不安があれば自身でなにかする前にしっかりと大家さんや管理会社に相談するようにしましょう。
トラブルなくお互いが気持ちよく過ごせるようにしていきたいですよね。
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