賃貸物件の契約の際に必ずおこなわれる重要事項説明ですが、どのような内容なのでしょうか。
専門用語が多く、難解なイメージがありますがとても重要な内容になっています。
重要事項説明で確認しておくべきポイントや注意点についてご紹介していきます。
賃貸借契約における重要事項説明とは?
賃貸物件の契約時におこなわれる重要事項説明は、宅地建物取引業法により、契約前に必ずおこなわれます。
重要事項説明書は、宅地建物取引士の記名押印があり、必ず口頭にて内容説明が義務付けられています。
内容は専門的な言い回しが多く、貸主と借主に認識の相違がないようにするためです。
聞いていなかったなど、トラブルを防ぐ役割もあります。
借主はその説明を受けたあと、納得できた場合、交付された重要事項説明書に説明を受けたことを示すため署名・捺印をし、契約になります。
重要事項説明書で確認すべきポイントとは?
重要事項説明書で確認すべきポイントとはどこでしょうか。
ポイントは、家賃や町内会費などの費用や、水道、ガスなどのライフラインの設備、撤去する際の解約予告期間などです。
家賃などの金額が契約書と異なる金額が記載されている場合があります。
その場合しっかりと確認が必要です。
水道、ガスなどは賃貸物件によって設備が異なるので、こちらも詳細をしっかり確認する必要があります。
た、解約予告期間は賃貸物件によって異なる場合が多いので、入居前ですが把握しておくと良いでしょう。
賃貸借契約時におこなわれるIT重説とは?
重要事項説明は基本的に対面でおこなわれることとなっています。
ですが、2017年頃からIT重説という方法で運用が始まりました。
IT重説とは、テレビ会議などのツールを活用しておこなう、賃貸借契約における重要事項説明です。
パソコンやスマートフォンなどの電子機器を活用し、双方が質問できる状況であれば自宅で重要事項説明が受けられます。
事前に重要事項説明書を自宅に送付し、画面越しに宅地建物取引士と同じ書類を見ながら確認できることが必須となります。
ですが、忙しくて店舗へ行けない方にとってはとても便利な方法です。
まとめ
賃貸物件の契約時におこなわれる重要事項説明についてご紹介してきました。
賃貸借契約前に必ず口頭やオンラインにて契約内容や施設の設備などを確認することでトラブルを防ぐことができます。
また、IT重説という方法であれば、仕事や学校が忙しくとも引っ越しの手続きができるというメリットがあります。
確認するポイントなども覚えておきながら、重要事項説明を受けましょう。
私たちリンクルームは、江東区・墨田区・世田谷区を中心に豊富な賃貸物件を幅広く扱っております。
気になる物件がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓