マンションで災害が起きたときのことを心配されている方は多いのではないでしょうか。
防災はどうおこなうべきなのか、マンションでできる対策はないのか、と不安になることもあるでしょう。
もしものときに備え、できる限りの防災を心がけるために、重要性や対策についてご紹介いたします。
過去の大地震に学ぶマンションの防災の重要性について
過去の大地震のニュースを見たことがある方は多いのではないでしょうか。
映像がフラッシュバックして、不安を煽られる方も少なくないはずです。
東日本大震災のときには、倒壊など大破したマンションはゼロと言われています。
他の大震災でもマンションの建物の崩壊はほとんど起きていません。
しかしながら強靭なマンションであっても、揺れによって家具が倒れたり、ライフラインが止まったことで多くの死傷者が出てしまいました。
マンションでも防災は重要なのです。
ライフラインが止まったときに備え、防災グッズは必ず準備しておきましょう。
とくに重要なのは生き延びるために必要な水です。
また、家具の転倒は直接命に関係することなので、しっかり固定しましょう。
家具を固定するグッズは100円均一のショップでも購入できるので、過去の大震災から学び、固定するようにしましょう。
マンション防災の具体的な対策について
先述のとおり一番危険なのは、家具の転倒です。
重たくて大きな家具が家具が身に襲い掛かると、太刀打ちすることはできません。
固定金具を設置して、家具の転倒を防止するように防災しましょう。
また、備蓄をおこなうことも重要です。
ライフライン停止時に、生活用水をどのように確保するのかで、生き延びられるかが決まります。
防災グッズや備蓄はすぐに持ち出せるように安全な場所に保管しましょう。
水以外には、ライトや簡易トイレ、ラジオ、卓上カセットコンロ、ガスボンベなどがあると便利です。
家族がいる場合は、1人1日3リットル、人数分の飲料水を1週間分確保しておきましょう。
マンションに設置されていることがある防災設備について
マンションには、防災設備として予備発電機がついている場合があります。
電気の復旧は倒壊レベルにもよりますが、時間がかかることが多いです。
しかしながらマンションに住んでいれば独自の防災用発電機で、電力を分け合って使うことができます。
また、非常用のエレベーターが設置してあるマンションもあります。
非常用といっても実際には消防活動のために使用するエレベーターです。
他にも揺れを感知して緊急消火するガスコンロなど、安全に使用できる家電設備が備わっている場合もあります。
まとめ
大きな震災が万が一きたときに備えて、準備を怠らないようにしましょう。
マンションは他の住民と助け合うことができるので、震災時でも安心して過ごすことができるでしょう。
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